
『うちの子、英語についていけるかな?』
『アルファベットもわからないけど、大丈夫かな?』
そんな不安な今こそ、最高のスタートラインかもしれません。
子どもの英語いつから初める?
『英語って必要なのはわかるけど、うちの子にはまだ早いのでは??』
『人見知りな性格だから、ついていけるかな?』
英語教室にお問い合わせくださる、保護者の方からよく聞くお声です。
特に幼少期のお子さんの場合、
「英語を始めた方がいい気はするけれど、どんなふうに進めたらいいのかわからない」
と感じる方も多いのではないでしょうか。
実は、幼少期は英語との出会いにとても適したタイミング。
大切なのは、“できる”よりも“楽しい!”という気持ちが芽生えることなんです。
この記事では、幼少期からの英語学習で大切にしたい視点と、教室での実際の取り組み
をご紹介します。
『音とリズム』でことばの感覚を育む
幼少期の子どもたちは、まだまだ日本語も発展途上の段階。
だからこそ、英語を『意味』より先に『音』や『感覚』で捉える力があります。
教室では、まず耳から大量のインプットを
- 講師のあとに続けてリズムよく発音
- 英語の絵本を一緒に読んで、物語の背景を読みとる力を
- 歌やチャンツ、ゲームで楽しみながらの活動を繰り返す
こうして、英語特有の「音」「流れ」「イントネーション」を身体ごと親しんでいきます。
まだ文法や長い会話ができなくても大丈夫。
英語の“土台”をつくることが最も大切なことす。
伝わった!という体験が自信の芽になる
幼児期の子どもたちにとって、成功体験は何よりのごほうびです。
レッスンでは、「わかった!」「通じた!」という体験を
できるだけたくさん感じられるように工夫しています。
たとえば、
- I like chocolate!と言って先生に頷いてもらえた
- 『Where is your bag?』の質問に答えて指差しできた
- レッスンの初めや終わりに『Hello』『See you』が自然と言えた
そんな小さなやりとり一つひとつが、
『英語って楽しい!もっと言ってみたい!』という気持ちを引き出してくれます。
英語を学び始めた子どもたちにとって、最大のモチベーションになるのは『伝わった!』の
体験を重ねていくことなのです。
まだ、語彙力がなくでも文法が完璧でなくても、想いが伝わる喜びが次への意欲を引き出します。
また自信がつくと、少しずつ行動が変化していきます。
たとえば
● 声が大きくなったり
● 自分から手を挙げたり
● 他の子に英語で話しかけてみたり…
レッスンの中で、子どもたちの行動に変化が見られるようになります。
中には「最初は恥ずかしくて何も話せなかった子」が、
数ヶ月後には “Can I have a red one?” と言えるようになることも。
それは単なる英語力の成長ではなく、
「自分の言葉で伝えていいんだ」と思えるようになった心の成長でもあります。
英語は人とつながるための『こどば』
英語を学ぶ目的は、単語を覚えることやテストで高得点をとることだけではありません。
本当の目的は、『誰かと心を通わせるための“手段’’』であること。
「先生がわかってくれた」
「友だちと笑いあえた」
「英語を通じて仲良くなれた」
そんな経験を通して、英語は“自分を表現する道具”から“誰かとつながるための橋”へと変わっていきます。
小さな「伝わった」の積み重ねが、
やがて「わかり合えるって楽しい」「もっと話したい!」という気持ちを育ててくれます。
幼少期はスポンジのようになんでも吸収できる時期。
見よう見真似で行っていたことが、自然と理解へつながるベストタイミングでもあるのです。
『英語って楽しい!』がすべての始まり
幼少期の今、大切にしたいのは「英語=勉強」になる前の心の土台作り。
- 聞くことが楽しい
- まねして言ってみたら、先生が笑ってくれた
- 英語を話したら、伝わってうれしかった
そんな小さな“楽しい”の積み重ねが、やがて「もっと話したい」「伝えてみたい」につながります。
それは、英語というスキルだけでなく、伝える力・感じる力・つながる力のすべてのはじまりでもあります。
だからこそ、幼少期の今、一番大切にしたいことは
「英語って楽しい!」という感覚をたっぷり味わわせてあげること。
未来に向かって英語を自分の力として使いこなしていけるように。。。
だからこそ、楽しい経験な小さな自信を積み重ねていくことが一番の大切なのです。