
英検直前!本番の試験まであと数日となりました。
教室でも、子どもたちが単語帳を何度も見返したり、時間を測りながら過去問に挑んだり、
ライティングを何度も書き直したり……。「頑張りたい!」という真っ直ぐな気持ちが、
日々の表情からもひしひしと伝わってきます。
この時期になると、保護者の皆様からも「試験直前は、今から何をしたらいいですか?」
というご質問をよくいただきます。
もちろん、新しい問題にどんどん挑戦して実戦感覚を磨くことも大切です。
しかし、直前期だからこそ“やることを絞り、これまでの積み重ねを確かな自信に変えること”が
それ以上に重要になります。
今日は、英検直前の1週間におすすめしたい「3つの過ごし方」をご紹介します。
1, 「音読」で英語の感覚を研ぎ澄ます
直前期にこそ、ぜひ取り入れてほしいのが「音読」です。
英文を目で追うだけでなく、実際に声に出して読むことで、
以下のような要素が自然と頭に染み込んでいきます。
- 英語特有の語順やリズム
- 正しい発音とアクセント
- 意味をなす「文のまとまり(チャンク)」
英語は、単に知識として“知っている”だけでは、本番で流れるように使うことはできません。
声に出し、自分の耳で聞き、繰り返し体に馴染ませることで、少しずつ本物の「英語の感覚」が育っていきます。
特に、長文読解やリスニングでは、“英語を英語のまま、頭から理解していく力”が合否を分けます。
毎日5分でも構いません。声に出して読む習慣を続けるだけで、本番の英文の見え方がガラリと変わります。
2, 「できなかった問題」の解き直しで、苦手を減らす
試験が近づくと、焦りから「つい新しい問題集や過去問」を解きたくなるものです。
しかし、今の時期に最も大切なことは、新しさを求めることではなく
“過去に間違えた問題”を徹底的に見直すこと。
- なぜ間違えたのか?
- 単語の意味が分からなかったのか?
- 時間が足りなくて焦ってしまったのか?
- 設問の読み違いだったのか?
このように一歩踏み込んで原因を確認することで、自分自身の本当の弱点が見えてきます。
「前は解けなかったけれど、今は理由も含めて理解できる!」という感覚は、
本番直前の何よりの大きな自信になります。
英検直前に最も意識したいことはは、“新しい知識を増やす”ことよりも、“できない(不安要素)を減らす”こと
です。
3,「できた!」の足跡を確認し、自信を味方につける
本番直前になると、どうしても「まだ覚えていない単語がある…」「ここの文法がまだ苦手かも…」と、
“できないこと”ばかりに目を向けて不安になってしまう子も少なくありません。
しかし、試験直前だからこそ、今までのがんばりで“できるようになったこと
”にしっかりと光を当ててあげてほしいのです。
- 前よりも、長い文章がスムーズに読めるようになった!
- リスニングの声が、少しずつ耳に残るようになってきた!
- 自分の力で書ける英文のレパートリーが増えた!
そんな小さな成長や変化を、先生やご家庭で一緒に確認し、言葉にして伝えてあげること。
それだけで、子どもたちの表情は少しずつ、しかし確実に頼もしく変わっていきます。
英検の合否を左右するのは、机上の知識量だけではありません。
「これだけやってきたんだから、自分ならできるかも!」と思えるセルフイメージ(自己効力感)が、
本番のパフォーマンスを大きく左右します。
完璧よりも「自分らしさ」を発揮できるように
初めての挑戦だったり、目標の級が高かったりすれば、緊張したり
「本当に大丈夫かな…」と不安になったりすることもあると思います。
でも、これまで一歩ずつ積み重ねてきた努力は、嘘をつきません。必ず子どもたちの力になっています。
- 自分の弱点と真っ直ぐ向き合ったこと。
- 何度も何度も、繰り返し音読をしたこと。
- 途中で諦めずに、ここまで挑戦し続けてきたこと。
そのすべてが、結果の成否に関わらず、子どもたちの知的好奇心を刺激し、
世界を広げる確かな成長へとつながっています!
本番では、“完璧な解答”を求めすぎて緊張しすぎる必要はありません。
「今の自分が持っている力を、最後まで出し切ってみよう!」という前向きな気持ちを大切に、当日を迎えてほしいと思います。
子どもたちが、自分らしくのびのびと力を発揮できますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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