
「英検3級に合格した!おめでとう!」
その喜びの反面、「次の準2級は急に難しくなりそうで不安…」
「中学の英語についていけるかしら?」と、次のステップに悩む保護者の方は少なくありません。
実は、3級までは勢いや暗記でいけても、
その先には「単なる勉強」では通用しない大きな壁があるのは事実です。
でも、安心してください!
その壁は、学び方ひとつで「知的好奇心を刺激する楽しい挑戦」に変えることができます。
英語を一生の武器にするために、だからこそ大切にしたいことをお伝えします。
英検3級のあと、“なんとなく”では進めなくなる瞬間
3級と準2級の最大の違いは、「自分の頭で考える力(思考力)」と「読解の深さ」です。
単語を覚えるだけでは太刀打ちできない長文や、自分の意見を論理的に伝えるライティング。
ここで多くの子ども達が「英語って難しい」と立ち止まってしまいます。
この「難しい!」と感じてしまうのは、実は英語そのものの難しさだけでなく、
「自分の意見を持つこと」への戸惑いでもあります。
準2級からは「あなたはどう思うか?」を問われる場面が格段に増えるからです。
教室のレッスンでは、普段から「どう思う?」の問いに対し、思考を少しずつ深めるやりとりを繰り返します。すぐには答えは出なくでもOK! たとえばクイズ形式のやりとりの中で、
「なぜそう思ったの?」と問いかけたり、身近なニュースを話題にしたりすることで、
英語を「知識」から「考えを伝えるための生きた道具」へと少しずつスライドさせていきます。
「わかった!」を途切れさせない。一人ひとりの「気づき」を
促すレッスンの設計
この時期に大切なのは、難しい問題にいきなりチャレンジすることではありません。
最初は「わからない」と首を傾げていた子ども達が、私やクラスメイトとの対話や
段階を踏んだステップを一段ずつ登っていくうちに、
「あ、これってこういうことかも!」と自ら点と線を繋ぎ合わせる。
その瞬間、英語は「テストのための暗記対象」から
「自分の世界を広げるツール」に変わるのです。
「これなら自分にも解ける」という小さな成功体験を細かく設計することで、
一見難しく感じる内容も、「もっと知りたい」という好奇心に変えていきます。
あえて答えを急がず、「自分で気づく」というプロセスをショートカットしない。
じっくりと時間をかけて育むこと。
それが一見遠回りに見えて、実は苦手意識を作らずに、
高度な英語力を身につける一番の近道だと考えています。
「正解」を教えるより、ずっと大切にしていること
子ども達が自分の力で「あ、わかった!」を見つけるまでの、
あの独特なワクワクする時間。 大人が先回りして答えを渡してしまうのは簡単ですが、
それでは「自分で世界を切り拓く楽しさ」を奪ってしまうことになりかねません。
だからあえて私は、少しだけ後ろを歩きます。
迷ったり、考え込んだりする姿をまるごと肯定しながら、
その子が自分の足で一歩を踏み出すのを、
じっと、そしてワクワクしながら待つ。
英語ができるようになることは、ゴールではなく、新しい自分に出会うためのスタート。
暗記で終わらせない、一生モノの好奇心を。
そんな種を、今日もお子様と一緒に、大切に育てていきたいと思っています。




